たくみの里にある、古刹
紫陽花の季節、山門の階段の両脇にきれいに咲く紫陽花寺。
写経などの体験もできます。
延慶2年(1309)の開山という曹洞宗の寺です。
始めは天台宗でしたが後に衰退し、天文6年(1537)遠州可睡斎からの分霊を安置して再興し、
現宗に改められたと言います。
地域に溶け込んだ寺で、江戸時代には寺小屋を設け、
明治6年には境内に須川小学校を開校しています。
境内には、山門・本堂・鐘楼・庫裏などがあり、
室町末期から江戸時代初期にかけて造営された山門と本堂が県の文化財指定になっています。